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この記事は2021.03.16 Tuesdayに書かれたものです。
この記事は2012.10.20 Saturdayに書かれたものです。
こんにちは!
Wurly's!スタッフの柳田です。

めっきり秋らしくなりました。
ちょっと東京から離れたところに住んでいる私は、
金木犀の香りにとても癒されています。
私にとって、なんだか楽しい思い出が多い季節が秋なのです。




さて、今日は「Electric Pianoを選ぶ Wurlitzer編」をお送りしたいと思います。

まずはWurlitzer という楽器がどのようなものなのか。。。


W015_1.JPG


親しまれた名前でもある「Wurlitzer」は実は会社名です。
ピアノの正式名称は
「Wurlitzer Electronic Piano」(エレクトロニック・ピアノ)。

Wurlitzerがこのタイプのピアノの製作を始めたのは1954年。
最初のモデルはEP-100と呼ばれるモデルでした。
そこから改良を重ね、
1968年から、私たちにもなじみ深い形、EP-200、EP-200Aとなったのです。

まずはじめに、
Model 200 と Model 200A についてお話をしていきます。

まずは構造の違い。
鍵盤を押してから、ハンマーがアタックするまでのアクション構造は、
どちらのモデルにも違いはありません。

大きな違いがあるのは
電気的な基盤の部分とノイズ対策の有無です。

それぞれのモデルで異なる電気基盤を使用しているため、
サウンドが微妙に異なる両者。
また、パワーアンプのワット数も
Model 200が30W なのに対して、
Model 200Aが35Wのため、出力と音の鮮明さが異なってきます。

CIMG1726.JPG




といっても、なかなか違いが分かりにくいかと思います。。。

一般的に、

Model 200は、アタックを強くした際に、サウンドが歪みやすく、特に低音域に行けばいくほど、
「ビビビッ」といったような心地よい歪みを感じることができます。
ですが、
ピックアップ部や電源の配線等の関係上、ノイズが発生しやすく、ライン出力をした際にそのノイズが目立ってしまうことがあります。
(当店のModel 200に関しては、ピックアップ部のノイズに対して、対策を行っているため、通常のModel 200に比べ、ノイズが少なくなっています。)

Model 200Aは、アタックを強くしても歪みが出にくく、よりクリーンなサウンドで演奏をすることができます。
また、
ノイズに関しても、Model 200に比べて少なく、ライブやレコーディングで使用されることがもっとも多い機種となっています。


これらのモデルをノイズの問題やアンプの出力といったスペック面で
選んでいくのも、お好みのWurlitzerと出会うための手段化も知れません。




もう一つ、Wurlitzerを選んでいくうえで、欠かせない要素があります。
それはサウンドです。

Wurlitzerのピアノは、一台一台サウンドが異なるのが、最も大きな特徴です。
そのため、サウンドに合わせて何台も所有しているアーティストさんも多くいらっしゃいます。

このサウンドの違いはどこから来るのか。

その要因はひとつではありません。

ハンマーのフェルト部分の消耗度合いや、リードの先に盛られたハンダの形や量、
基盤部分の電子パーツの消耗と種類の違いなど、
様々な要因が重なって、そのピアノのサウンドを形成しています。
つまり、
同じサウンドのピアノは一台もない。というのがWurlizerの魅力の一つなのです。


また、
気にかかってしまう要因としては、鍵盤タッチかと思います。

Wurlitzerの鍵盤タッチに関しては、細かな調整が可能です。
鍵盤タッチの重さはもちろん、レスポンスの速さやレットオフにあたる部分の調整まで、
プレーヤーの好みに合わせていくことができます。
この部分が、アコースティックピアノに似ている といわれる所以なのかもしれません。

CIMG1721.JPG


ここまで、
Wurlitzerのピアノの特徴とModelによる違いを説明していきました。
では、Wurlitzerを選ぶ際には、どこに着目していけばいいのか。

Rhodesの場合は、サウンドの調整を大きくすることができるのですが、鍵盤タッチに関しては調整の余地が少ないのが特徴でした。そのため、鍵盤タッチを重視して選ぶのがお好みのピアノに出会う近道かもしれない、というお話をいたしました。

Wurlitzerはその逆となります。

Wurlitzerは、鍵盤タッチが細かな調整ができる一方、サウンドに関しては一台一台異なります。
そのピアノが持つサウンドを一台一台確かめ、
自分の理想のサウンドに近いものをじっくりと選ぶことが、お好みのピアノに出会う近道になるかもしれません。

歪みが心地よいModel 200 と クリーンなサウンドが清々しいModel 200A。
どちらのサウンドが自分の求めていたサウンドなのか。
ひょっとすると、歪みがほしいからModel 200と思っていた方でも、
実際に演奏してみたらModel 200Aのサウンドが心地よく感じてくるかも知れません。
また、同じモデルでも、
サウンドや音圧の違いによって、好みが分かれていきます。
一台一台、違った個性を持つ楽器。だからこそ弾き比べて比べてみてください。



そして
是非、本当に一台一台違ったサウンドをもっているのか、それを確かめてみてください。
ひょっとすると、
運命的な出会いがあるかもしれません。


CIMG1719.JPG















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Rhodes(ローズ)、Wurlitzer(ウーリッツァー)のことならお任せください。
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この記事は2012.04.21 Saturdayに書かれたものです。
 こんにちは!
Wurly's!スタッフのヤナギダです。


さて、「Electric Pianoを選ぶ Rhodes編 その2」でございます。
前回は、プレイスタイル、楽しみ方によって、
Suitcase / Stage を選んでいくことができることをお話いたしました。

その1 →http://miyaji-wurlys.jugem.jp/?eid=181



Rhodesは同じモデルでも、1台1台に経年やマイナーチェンジによって微妙な違いがあります。
そんなときに、どこに着目して、選んでいけばよいのか。
今回は、1台1台を比較しながら見ていくためのコツをお教えいたします。



CIMG1393.JPG




まずはサウンドについて。
ご存知の方も多いかと思いますが、Rhodesの音色は、トーンバー、ジェネレータの調整によって、
好みの音色へと作り変えることができます。

少しだけお話をしますと、
音を鳴らす機構となっているトーン・ジェネレータと
音を拾うピックアップの
角度、距離によって倍音の成分や歪み具合が変わります。

アーティストの動画や音源、動画サイトなどで聞くものの中には
「ピン、ピン」といった音が強く聞こえるものなどもあります。
これらのサウンドは、コンプがかかっていたり、(ビデオの録画状況により、思った以上にかかっていることもあります。)
EQによるサウンドメイクをしているものが多く、調整以外にもサウンドメイクが必要なこともあります。

また、モデルによってサウンドの特徴があり、どうしても近づけない領域はありますが、
それは私たちWurly's!スタッフへお聴きいただけましたら、
どこまで近づけるものなのか、お教えいたします。
また、探し求めているサウンドが、どのモデルに一番近いのか、
それも、お尋ねいただけましたらお教えいたします!

つまり、サウンドに関しては、ある程度のところまでは
その1台の中で調整できてしまうのです。


では、逆にどうしても変えられない部分はあるのでしょうか。。。
その一つが「鍵盤タッチ」であると、私は思います。


CIMG1588.jpg


鍵盤タッチは、それぞれのピアノがこれまでどれだけの頻度で使用されてきたか、
どれだけの月日が流れたかによって、1台1台異なります。
また、弾き込まれてきた音域によって、1台の中でも鍵盤タッチに差が出てきてしまっているモノもあります。
これらの鍵盤タッチは、メンテナンス・調整によってある程度までは回復しますが、
新品同様といったところまではなかなか難しく、
どうしても1台1台で差が出てしまいます。

また、鍵盤の構造上、
鍵盤が重たいもの、深いストロークになっているもの、鍵盤の手ごたえなど、
その機種が持つ特徴もあります。


この鍵盤タッチの差を感じ取りながら、
自分の指に一番フィットするRhodesを選んでいただきたいと思っております。








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この記事は2012.04.12 Thursdayに書かれたものです。
こんにちは!
Wurly's!スタッフのヤナギダです。

エレクトリック・ピアノをお探しの方に数多くお越しいただいております、
私共Wurly's!ですが、
皆様から多くいただくご質問が「どこに着目してエレピを選んだらよいのか?」
ということです。

そんな皆様へ何かきっかけになってくれるといいなと思いまして、
今回はエレピを選ぶコツを少しだけお話いたします。
本日はRhodes 編 その1 です。


DSCN6463.JPG


Rhodesには、プレイスタイルに合わせた、2種類の機種があります。

Suitcase (スーツケース)
Stage piano(ステージ)

です。

CIMG1391.JPG
こちらがスーツケース。

CIMG1735-001.JPG
こちらがステージ。

この二つの機種の最大の違いは、AMP部の有無です。

スーツケースは、鍵盤部の下にスピーカー・キャビネットがあり、12インチのスピーカー4つで音を出していきます。

一方のステージは
アンプ部分を搭載しておらず、音を鳴らすためには外部スピーカーが必要になります。
この外部スピーカーで鳴らすとスーツケースと同じサウンドが広がる…とはいかないのが
Rhodesの奥深くて面白いところです。

その理由の一つがスピーカー・キャビネット。
スピーカー・キャビネットに入っているスピーカーは、
プレーヤーから見て前方向に2つ、自分方向に2つ(モニター代わり)入っています。
この配置が、プレーヤーの足元から上がってくるようなサウンド、ステージや部屋を反響してくる音、
キャビネット全体が振動してなることによって上部の鍵盤部分に伝わる振動など、
外付けの外部スピーカーでは表現できないほどの作用をプレーヤーに与えてくれます。
これが演奏する時の快感へとつながっていくことも大いにあるでしょう。

ですが、ステージにはステージにしかない利点があります。
それは、接続するアンプを組み替えられるということです。
スーツケースのキャビネットにはFender Twin Reverbと同じスピーカーが入っています。
そのため、Fender 系のアンプとは非常に相性がよく、Rhodesのもつ良さを損なうことなくプレイできるのですが、
スーツケースではできないような組み合わせができるのがステージの持つ魅力。

たとえば、
RolandのJazz Chorus。
Fender系とは一味違った中音域の響きを感じることができると思います。
また、VOX系のアンプと繋げば、少し硬めで強いサウンドが、
はたまたベース・アンプに繋げば、低音に厚みが出て、ベースがいないバンドでも
低音域を支えることができます。
また、エフェクターのノリ方もアンプの特性によって変化します。
こうすることによって、一台のRhodesで何通りものサウンドメイクを楽しむことができるのです。

ちなみに、
自宅での練習用には、小さめのベースアンプもおすすめです。
ワット数の小さいアンプになると、どうしても低音域のサウンドが薄くなってしまい、
全体的に音が痩せてしまう印象があります。
その部分をベースアンプという特色で持ち上げてあげる事で、サウンド全体のバランスが整い、
小さなアンプでも十分満足いくようなサウンドを得ることができます。

この様に様々なアンプと組み合わせることによって、
スーツケースでは出せないようなサウンドを作り上げることができるのが、
ステージが持つ魅力なのだと思います。

この2つの機種が
Rhodesが持つ 演奏することの楽しさ と サウンドメイクをしていくことの楽しさ を
それぞれ体現しているのです。


どちらが皆様のスタイルにマッチするのか、
それは実際に弾いてみないとわからないかと思います。
でも、それぞれの特徴と楽しみ方を事前にわかっていれば、
実際に試奏をした時の感触がかなり違うと思います。

是非、お店でその違いを体感してみてください!








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