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この記事は2019.02.10 Sundayに書かれたものです。

Rhodes Suitcaseのスピーカーキャビネットと呼ばれる部分の補修の一部を取り上げてみます。

今回は1960年後半から1975年ぐらいまでの、「3つノブ・タイプ」と呼ばれる、アンプがPeterson Designのものです。

鍵盤下の銀色の網が張ってある大きな箱です。

 

 

本体背中側のバッフル(スピーカーが取り付けてある板)を外します。12本のネジで固定されています。内部が全て見えるようになります。

まずはホコリ取りクリーニングです。底面板の画像内、左側がクリーニング前の状態、右側がクリーニング後の状態になります。

この個体はあまり汚れていないのですが、ひどいものは厚みをもったホコリで敷き詰められていたり、なにものかが存在していた形跡があったりもします。拭き掃除と、ペイント用ハケを使用して掃き掃除を行います。

 

 

次に内部の部品の状態を確認します。サスティンペダルの固定ネジのゆるみを締め直します。

ロッド(上に伸びている角棒)の下と、ペダル踏み込み部の下のフェルト・クッションが劣化していたら交換します。

 

ペダル上部のゴム、バネを確認します。やはり劣化していたら交換します。

ペダルを踏むとテコの作用でロッドが上に突き上げられ、鍵盤部のダンパーレールを持ち上げ、ミュートを外すという機構になっています。この動作がスムーズに行われるか確認します。

 

 

アルミ製の脚を固定しているネジを確認します。

この画像は、状態がひどかったので交換した後のものです。

 

 

12"スピーカーが4つ取り付けてあります。固定ネジに緩みがないか確認します。

ケーブル接続部のファストン端子の緩みを確認します。たまに端子が割れてかろうじて接触しているだけのものもあります。スピーカーも拭き掃除します。スピーカーコーン裏はエアダスターでホコリを飛ばします。

 

 

電源供給ユニット、パワーアンプを取り外します。ステレオスピーカーなのでアンプは2つあります。

アンプにゲルマニウム・パワー・トランジスタが使用されています。

Phoneジャックの横の4pinジャックから専用のケーブルで上部鍵盤部のフェイスパネルに接続します。電源ユニットからそのケーブルを通して上部のプリアンプに電気を送ります。上部のプリアンプから2chの音声が電源ユニットにはいり、EXTRENAL AMPジャックを経由してアンプユニットに流れます。

 

 

別角度からみてみます。PSU(電源供給ユニット)は開封して、電圧が正しく出ているか、配線が正しいか、ハンダが劣化していないかを確認します。アンプ部も同じようにチェックします。音が正しく出ていないようなら修理します。

画像のものは音声入力口のジャックの具合が悪いので交換してあります。

角形コネクタに接続されているケーブルはアンプユニットへ電源供給と、アンプからの音声が流れています。

 

 

整備が完了したら、キャビネットに組み込みます。

ケーブル接続部を接点洗浄剤でクリーニングしてから接続します。

 

 

背面側のスピーカーも接続しバッフル板を収めます。

グリルクロス(銀色の網)の状態が悪ければ貼り直します。貼り直しが必要ないものも時間をかけてクリーニングします。

固定のネジが錆びていれば交換します。

Rhodesロゴも必要であれば交換します。

画像のものは交換後のものです。コーナー金具は状態がよかったのでそのまま。

 

 

完動品で音が出ているものが入荷しても、このような作業を行ってから販売しています。

すでにRhodesをお持ちでオーバーホールをご希望の方はご相談ください。

 

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