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この記事は2020.04.14 Tuesdayに書かれたものです。

 

バクトロールを使ったモジュール。

モジュラーシンセの説明で目にすることが多くなってきたバクトロールという単語。

そのバクトロールの役割と実際にバクトロールが使われているモジュールをご紹介しましょう。

 

バクトロールとは?

バクトロールとはフォトカプラという電子部品のことを指します。

画像はPico LPGの背面ですが、黒い「LED+」と表記されている部品がバクトロールです。

Pico LPGでは2つ使用されています。

 

この部品の黒い部分の中にはLEDと明るいと抵抗値が小さくなるCdsという部品が入っています。

バクトロールを使うとLEDに流れる電流・電圧によって抵抗値を光でコントロールすることができるようになります。

それはCVによるパラメーターのコントロールを可能とすることを意味します。

 

バクトロールは光という再現性の低い要素でコントロールされるためオシレーターのピッチをコントロールするような確実性を求められる部分にはあまり向いていません、しかし音量や音色の変化に対してはとても有効な挙動でした。

 

物を叩いたりぶつけたりして鳴らす自然な音は鳴らすたびに毎回微妙に異なった音の減衰や音色の変化をします。

バクトロールも同じように例えば同じエンベロープを入力したとしても、光でコントロールしているため減衰のときの変化に不確実性

を与えます。

 

このバクトロールを使用したもっとも有名なモジュールはBuchla 200シリーズでリリースされたModel 292 Quad Lopass Gateです。

Buchlaの代名詞とも言えるローパスゲートは音量のコントロールだけでなく高域のカット(ローパス)も同時に行います。

このコントロールにバクトロールを使うことによって音が大きいときは明瞭なサウンドとなり、音量が減衰するとともに高域がカットされていく自然な音響を作り出します。

それはBuchlaのオシレーターが得意とするFMやWavefolderによって作られる倍音の多い音と相性がよく、その音をローパスゲートに入力し短いトリガーで鳴らした音はBuchla Bongoと呼ばれナチュラルでオーガニックな音と表現されます。

 

ちなみに、ローパスゲートは音量と高域を一緒にコントロールする物を指し必ずしもバクトロールが使われているとは限りません。

VCFとVCAを組み合わせて1つのエンベロープをカットオフと音量のコントロールに使えばそれもまたローパスゲートです。

 

宮地楽器で販売しているモジュールのなかでバクトロールを使われているものを紹介しましょう。

 

バクトロールを使用されているモジュール紹介

SPUTNIK MODULAR/QUAD VCF/VCA

Buchlaを意識したモジュールを数多く作っているSPUTONIKのこのモジュールは前述の292とほとんど同じスペックの4チャンネルローパスゲートです。

各チャンネルは高域カットだけのVCFモードと音量コントロールだけのVCAモード、そして両方がコントロールされるローパスゲートのCOMBOモードをチャンネルごとに切り替えることが可能です。

パラアウトだけでなくミックスアウトも装備しておりフィードバックパッチングもやりやすくなっています。

チャンネルごとにバクトロールの誤差で若干音質が違いますがそれがバクトロールの味でこのモジュールに限った話ではありません。

 

Circuit abbey/Vacvac

このモジュールは音量だけをバクトロールを使ってコントロールするバクトロール使用の2ch.VCAモジュールです。

ローパスゲートみたいな呼び方をするのであればゲートですね。

CVインプットにはアッテネーターはついておらず入力CVをユニティーゲインで受けます。

 

Erica Synths/Pico LPG

Picoシリーズのローパスゲートです。

Pico LPGはディケイのみのエンベロープを内蔵しておりディケイタイムを設定するツマミがあってとても便利です。

Offsetツマミは入力させた音を素通りさせるためのイニシャルゲインとなっているのもにくいいいですね。

スイッチによってローパスゲートだけではなくVCAとしても使用できます。

ローパスゲート時の音は若干レゾナンスが効いているような音色でローパスフィルター色が強い音が特徴です。

 

Make Noise/LxD

ユーロラックでローパスゲートを定評させたMake Noiseの2ch.ローパスゲートモジュールです。

上下のチャンネルで周波数特性が異なり、上段はレゾナンスが効いた感じで短めの音が得意で下段はBuchlaっぽい雰囲気です。

CV Inの他にStrike InというGateインプットがあり、ここにGateを入れると自動的に短いトリガーに変換して発音をコントロールしてくれます。

Make Noiseのローパスゲートは約7Vで全開になるよう設計されているので、こもった音がするなぁ〜という時は使っているエンベロープ等の出力電圧をチェックしてみましょう。

 

 

以上バクトロールを使用しているモジュールの紹介でした。

今回はローパスゲートのようなモジュールばかりを紹介しましたが、Make Noise 旧Woggle BugのクロックレートやSynthrotek DLYのフィードバックレベル等にも使われたりしています。

バクトロールの動作はポテンションメーター(ツマミ)の動作を置き換えるのにも使用できるのでDIYの心得がある人はCV inのついていないパラメーターをCVコントロール化に挑戦してみてもいいでしょう。(モジュールの改造は自己責任です。)

 

バクトロール使用モジュールは機種ごとにその反応速度が異なるので複数種類のモジュールを持っている方は比較してそれぞれのモジュールの個性をお楽しみください。

 

Wak

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