この記事は2011.08.17 Wednesdayに書かれたものです。
こんばんは。 Wurly's!スタッフ、千葉です。
毎週水曜日は『Rhodesのいろは』 ローズ・ピアノ紹介の日! と、勝手に決めて
ようやく3週目。全8週を予定してますのでまだ先は長いですが
より多くの方にRhodes、FenderRhodesについて
知っていただければなと思います。
今週も、Mark1、Mark2 についてもう少しご紹介したいと思います!
Rhodes Mark1とMark2の、仕様や見た目の違いについては
先週のブログなどでご紹介しました。
でも、楽器ですから やはり気になる事といえば音色の違いじゃないでしょうか?
音色の違いはどういった点から生まれるのかも見ていきましょう。
まず、当店商品ページにもよく載っている「木製鍵盤」「プラスチック鍵盤」という言葉。
年代によって鍵盤の造りが変わってきます。
木製鍵盤。弾くと横から木の部分が見えますね。MK1の豊かな音を生み出します。
こちらはプラスチック製なので白鍵部分の全体が白。
1982年頃から鍵盤はプラスチックに変わります。それにより音は
比較的高音が強めの、クリアな音に。
ステージの照明などの熱に影響を受けづらい材質に変わったんですね。
弾いた時のタッチ感も木製とプラスチック製では違います。
音もタッチもどちらがいいということは無いので、その辺りはお好みです!
ちなみにFenderRhodesのMK1は↓
あれれっ?古い年代の物なのにプラスチック?
と思いきや、周りがプラスチックに覆われているだけで
内部は木でできているんですよ。
FenderRhodesは、Rhodes MK1&MK2のどちらとも違う重めのタッチが独特です。
8/31予定のRhodesのいろはでは
そのタッチの違いの秘密も紹介しますのでお楽しみに♪
次はスピーカー部分のお話をさせていただきたいと思います。
ローズ・ピアノにはスピーカーが4つ使われています。
↓2ヶ所に丸くうっすらとスピーカーが見えますね。
奏者側にも同じ様に2つ付いています。
スピーカーの出力も年代により変わっていて、それにより音の歪み具合も違います。
FenderRhodesのMark1、RhodesのMark1(1978年頃まで)は
スピーカーの出力が80W。
それ以降のRhodes MK1とMK2は出力が100W。
ちなみにSilverTopの時代の出力は50Wしかありませんでした。
使われているスピーカーにも年代により違い、いくつか種類があります。
↓当店のインテリアと化したRhodesのスピーカー。
出音とは関係ないですが、スピーカー部分に貼られている布(サラン)も、
出力が100Wに変わる前と後とで色が違います。
よく見掛けるのは上の写真と同じ黒い仕様ですが、100Wに変わる前の時代は
このような色↓でした!
おや、この色・・
Fenderの古いアンプのものと似てますね!
さて。もう1つ、音色の違いが生まれる部分がこちら!
…これは何でしょう??
↓これはRhodesの天板を外した状態。
更に拡大。
そしてもっと拡大すると!
ここです!ただしこちらは白いほうの部品。
これはローズ・ピアノのピックアップです。
手前側のオレンジっぽい部品がMark1に、奥側の白っぽい部品がMark2に
使われています。
こんな細かなところからも若干の音色の違いが発生するのですね!
気になる方はぜひ店頭で違いを試してみて下さい♪
長時間の試奏も歓迎です!
中古 Vintage Piano (ヴィンテージ ピアノ) 、
Rhodes(ローズ)、Wurlitzer(ウーリッツァー)のことならお任せください。
在庫多数取り揃えております。
レストア、修理、メンテナンス、パーツ販売、買い取り、下取り
なんでもご相談ください。
お問い合わせはこちらまで
宮地楽器 エレクトリック ピアノ ガレージ Wurly's!
Tel : 03-5256-8181
Web : http://www.miyaji.co.jp/Wurlys/
お問い合わせフォーム
https://www.miyajimusic.com/form/PCForm.php?a=81&j=FJ_N_wurlys_item
毎週水曜日は『Rhodesのいろは』 ローズ・ピアノ紹介の日! と、勝手に決めて
ようやく3週目。全8週を予定してますのでまだ先は長いですが
より多くの方にRhodes、FenderRhodesについて
知っていただければなと思います。
今週も、Mark1、Mark2 についてもう少しご紹介したいと思います!
Rhodes Mark1とMark2の、仕様や見た目の違いについては
先週のブログなどでご紹介しました。
でも、楽器ですから やはり気になる事といえば音色の違いじゃないでしょうか?
音色の違いはどういった点から生まれるのかも見ていきましょう。
まず、当店商品ページにもよく載っている「木製鍵盤」「プラスチック鍵盤」という言葉。
年代によって鍵盤の造りが変わってきます。
木製鍵盤。弾くと横から木の部分が見えますね。MK1の豊かな音を生み出します。
こちらはプラスチック製なので白鍵部分の全体が白。
1982年頃から鍵盤はプラスチックに変わります。それにより音は
比較的高音が強めの、クリアな音に。
ステージの照明などの熱に影響を受けづらい材質に変わったんですね。
弾いた時のタッチ感も木製とプラスチック製では違います。
音もタッチもどちらがいいということは無いので、その辺りはお好みです!
ちなみにFenderRhodesのMK1は↓
あれれっ?古い年代の物なのにプラスチック?
と思いきや、周りがプラスチックに覆われているだけで
内部は木でできているんですよ。
FenderRhodesは、Rhodes MK1&MK2のどちらとも違う重めのタッチが独特です。
8/31予定のRhodesのいろはでは
そのタッチの違いの秘密も紹介しますのでお楽しみに♪
次はスピーカー部分のお話をさせていただきたいと思います。
ローズ・ピアノにはスピーカーが4つ使われています。
↓2ヶ所に丸くうっすらとスピーカーが見えますね。
奏者側にも同じ様に2つ付いています。
スピーカーの出力も年代により変わっていて、それにより音の歪み具合も違います。
FenderRhodesのMark1、RhodesのMark1(1978年頃まで)は
スピーカーの出力が80W。
それ以降のRhodes MK1とMK2は出力が100W。
ちなみにSilverTopの時代の出力は50Wしかありませんでした。
使われているスピーカーにも年代により違い、いくつか種類があります。
↓当店のインテリアと化したRhodesのスピーカー。
出音とは関係ないですが、スピーカー部分に貼られている布(サラン)も、
出力が100Wに変わる前と後とで色が違います。
よく見掛けるのは上の写真と同じ黒い仕様ですが、100Wに変わる前の時代は
このような色↓でした!
おや、この色・・
Fenderの古いアンプのものと似てますね!
Fender TWIN REVERBの裏側はこうなっています。
さて。もう1つ、音色の違いが生まれる部分がこちら!
…これは何でしょう??
↓これはRhodesの天板を外した状態。
更に拡大。
そしてもっと拡大すると!
ここです!ただしこちらは白いほうの部品。
これはローズ・ピアノのピックアップです。
手前側のオレンジっぽい部品がMark1に、奥側の白っぽい部品がMark2に
使われています。
こんな細かなところからも若干の音色の違いが発生するのですね!
気になる方はぜひ店頭で違いを試してみて下さい♪
長時間の試奏も歓迎です!
中古 Vintage Piano (ヴィンテージ ピアノ) 、
Rhodes(ローズ)、Wurlitzer(ウーリッツァー)のことならお任せください。
在庫多数取り揃えております。
レストア、修理、メンテナンス、パーツ販売、買い取り、下取り
なんでもご相談ください。
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Tel : 03-5256-8181
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